「楽して儲けるのが本当の商売だ」
- beronica1199
- 7月29日
- 読了時間: 2分

📚 出典:
『マネーの拳』第3巻 Round.22より
©三田紀房/コルク・小学館
マンガ『マネーの拳』に登場する名言「楽して儲けるのが本当の商売だ」は、一見ズルいやり方を肯定しているように見えますが、実はビジネスの本質を突いた深い言葉です。
主人公の花岡拳は、元ボクシング世界王者。引退後に開業した居酒屋は経営が思うようにいかず、転機となったのは、通信教育ビジネスで成功した塚原会長との出会いでした。
花岡が「まずはしっかり勉強してから商売を」と語ると、会長は
「勉強してからやろうなんて、才能がない者の発想だ」
「血のにじむような努力の先に成功があるというのは思い込みにすぎない」
と断言します。
会長のいう「楽して儲ける」とは、決して“怠ける”ことではありません。仕組み化によって手間を省き、著作権や特許など自動的に収益が入る構造をつくる――つまり、「努力せずに」ではなく「努力の方向を間違えずに」成果を出す、という考え方です。
企業努力とは、本来「毎日の仕事を楽にするため」の工夫のこと。マニュアル化、人材教育、経費の見直しなども、すべて“楽をする仕組み”づくりなのです。
「楽するなんてダメ」という価値観は、日本人にとっては特に根強いかもしれません。でも考えてみれば、洗濯機や自動車、スマホやAIなど、私たち人類は“楽するため”に技術を進歩させてきましたもんね。
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